夏休みや春休みという大学の長い休みの間、短期留学に行きたいという方もいるのではないでしょうか。今すぐは難しいかもしれませんが、「いずれは留学を叶えたい」という方は、今のうちから計画してみるのはいかがでしょう。
・短期留学に興味がある
・短期の留学って意味あるの?
・留学に興味はあるけど、海外で生活できるか自信がない
そんな方に、夏休みに約3週間、カリフォルニアでの短期留学をした経験をご紹介します。
大学のプログラムで約3週間短期留学した理由
1人で海外に行くのが怖い
私は大学に入るまで海外に行ったことがなく、短期留学のカリフォルニアが初めての海外経験でした。
短期留学と言っても、3週間の予定が大体決められており、ボランティア活動をしたり英語のクラスを受けたりする内容でした。15人くらいのメンバーでアメリカのカリフォルニアに渡り、各ホストファミリーに付き学生が2人ずつお世話になりました。
海外に行ってみたいとずっと思っていましたが、初めて行くのは何となく怖くて。大学のプログラムなら一緒に行く人が沢山いるし、困っても周りにメンバーが沢山いれば何とかなるだろう、という他力本願な構えでプログラムに応募しました。
1番最初の海外への心理的な不安を解消するという意味で、大学のプログラムに学生同士で行けてよかったと思います。
長期の留学を検討していた
大学の短期留学のプログラムに応募したころ、長期の留学を考え始めていました。
- いずれは1年間留学したいけど、そもそも海外経験がないのに、いきなりそんなに長期間行くのは厳しい!
- そもそも、3週間も耐えられなかったら1年間も留学できないだろう。
そんな思いから「じゃあ、まずは短期留学を試そう」という考えに至りました。海外での生活に憧れがあった反面、意外と自分は日本以外で生きられないってこともあり得るよな…という不安があったのです。
行ってみたカリフォルニア
カリフォルニアはアメリカの西海岸に位置する州です。地中海性気候に属し、空気が乾燥しています。
夏に訪れたので気温は高いのに、日本の夏と違って汗をほとんどかかないことに驚きました。日本の夏って、本当に湿度が高いんですね…。
ホストマザーに連れられて行ったスーパーが、とにかく楽しかった!日本のスーパーよりサイズが大きいものばかりで、やけにカラーバリエーションが豊富なものも売られていました。
アメリカンなものをいろいろ食べたし、現地の学生とも交流したし、街歩きもしたし。ホストマザーがクリスチャンだったので、教会に連れて行ってもらったこともありました。
カリフォルニアで経験したことは、また別の記事で書きたいと思います。
短期留学で得られたもの/得られなかったもの
得られた経験
実際カリフォルニアに3週間滞在してみて、最初は不安が大きかったのですが、結果楽しかった!
・3週間なら日本食がなくても生きられた
・日本ほどきれいなトイレじゃなくても大丈夫だった
・英語ばかりなのは正直疲れるけれど、日本語以外で会話ができて嬉しかった
など、小学生みたいな感想ですが、これが体験できたことがとても大きい収穫でした。3週間と1年間では長さが全然違います。
でも、
- とりあえず一定期間海外で生活ができた
- 日本との違いはもちろんあったけど、それほど辛くはなかった
これが自分で分かったことで、本格的に1年間の留学の計画を立て始める覚悟ができました。
英語の成長
語学面に関しては、英語がとりあえず口から何か出てくるレベルにはなりました。流暢というほどではなく、言葉に詰まりながらも、何とか状況を伝えられるレベルです。
短期留学に行く前は、大学受験のために習得した英語で、実際にネイティブと会話を続けられるレベルではなかったです。なので、3週間であっても渡航前の準備期間も含め、成長はあったと言えます。
3週間では経験しなかったもの
基本的に大学のメンバーと現地の学生、もしくはホストファミリーと過ごしていたので、生活にものすごい不便とかホームシックということはなかったです。
日本人のメンバーか日本に理解のある現地の学生ばかりだったので、外国人であることを理由に嫌な対応をされたこともありませんでした。
3週間で到達できなかった英語のレベル
流暢に話せるレベルにはなれなかったです。分かりやすく話してくれるホストマザーや、繰り返し優しく話してくれる現地の学生の英語は大体聞き取れました。
でも、ネイティブ同士の早い会話などはついていけないことが多かったです。
まとめ
約3週間の短期留学に行った話を紹介しました。
3週間では経験できること、成長できるレベルに限りがあります。けれど、それまで知らなかった海外の生活を実際に体験できるという点では、十分意味があると思います。
特に、長期の留学に興味があるけど海外生活に自信がない、という方にお勧めしたいです。短期間であっても、海外で過ごした経験は長期の留学を決める時に1つの自信になるはずです。
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