読書
「母親になって後悔してる」 そんなことを言うのは許されるのか...? 許されるわけがないと思うのなら、それはどうして? 「母親になってしまったことに対する後悔」という、 タブー視されてきたテーマに正面から向き合った1冊です。 既に母親で、誰にも言え…
第167回芥川賞受賞作の 「おいしいごはんが食べられますように」。 仕事、食事、恋愛要素が上手く掛け合わされ、 職場の人間関係や日々の食事に悩む人には 共感できるポイントが多々あるのではないでしょうか。 今回は「おいしいごはんが食べられますように…
日本では長らくデフレ経済が続き、 「失われた20年」と呼ばれる時期を過ごしてきました。 その間にも、アジア諸国は力強く成長を続けています。 「アジア」と言ってもその範囲は広く、 文化も経済の発展度合いも様々です。 アジアの中でも、どの国がどのよう…
朝から晩まで、月から金まで、新卒から退職まで 日々繰り返される労働。 私たちは生存を維持するために働くわけですが、 必要以上に頑張ってしまうのはなぜなのでしょう。 ただ生きていくためだけなら、 数十年間、毎日のように行わなくても事足りそうにも思…
綿矢りさと聞いて1番最初に浮かぶ小説は 史上最年少で芥川賞を受賞した「蹴りたい背中」でしょうか。 綿矢りささんは2004年に「蹴りたい背中」で一躍有名になった後も、 20年近くずっと、夢中で読んでしまう作品をいくつも出してきました。 今回は綿矢りさ…
上昇する初婚年齢、未婚率、そして離婚件数... 結婚することも子供を持つことも当然ではなく、 むしろ選択の1つと見なされつつある昨今。 それでも結婚する時は幸せな家庭を夢見るし、 離婚は避けたいと考えますよね。 今回は、現代日本において離婚した/し…
沖縄が今、直面している状況、それに対する憤り、女性たちに降りかかる困難を 丁寧なインタビューから描き出すエッセイです。 Yahoo! ニュース本屋大賞2021 ノンフィクション本大賞 第7回沖縄書店大賞 沖縄部門大賞 第14回 [池田晶子] 記念 わたくし、つまり…
どんなお仕事であっても、 やりがいを感じることや逃げ出したくなることの両方がありますよね。 毎日必死に目の前にある仕事をこなしているだけだと、忘れてしまいがちですが、そもそも私たち、なんで働いてるんでしたっけ? この記事では、「働くことの人類…
データ活用は、国全体でも会社や自治体でも、頻繁に耳にする話題です。 残念なことに、この分野では日本が大幅に出遅れている現状も、問題となっています。 少子高齢化は間違いなく進んでいて、働き手が減るのに、データ活用も上手くいってないんじゃ、お先…
『正欲』というタイトルからは、 三大欲求の『性欲』が思い起こされます。 睡眠欲と食欲は老若男女問わず、 日々人が満たしているものと言えそうですが、性欲はどうでしょう。 睡眠欲と食欲とは違って、 全ての年代、性別に当てはまるわけではないですし、 …
家族が亡くなってしまった時、悲しみや喪失感に襲われても、時間とともにそれが薄れていく実感。 次第にその人の死に思いを馳せる時間が短くなっていっても、日常のふとした光景で、また蘇ってくる感覚。 父を亡くした悲しみと、そんな出来事があっても日常…
今の仕事はどう選びましたか? 転職するなら、次の仕事は何を基準に選びますか? 今の仕事に何の不満もなく働いている方は幸せですが、そうもいかないのが社会人なのではないでしょうか。 転職したいけど、次の職をどうやって決めればいいか分からない 幸せ…
経済、金融、医療、生産、消費...あらゆる分野で、今やビッグデータの収集と分析は当然とみなされています。 でも、ビッグデータだけでは分からないことも沢山ありますよね。 そこで今回は、 ビッグデータが集めた「WHAT」に対して「WHY」と問う姿勢 WHYに対…
夏休みを活用して、海外旅行する人が少しずつ出てきたでしょうか。海外からの観光客の入国も、少しずつ緩和され始めましたね。 とは言え、今年はまだ海外旅行は我慢しておこうという方のために、お勧めの本をご紹介します! 海外旅行に行けないなら、せめて…
毎月の給与明細、きちんとその内容を把握していますか?手取りと額面の金額の差に、ガッカリしていませんか? 私も一会社員として毎月お給料をもらっていますが、控除に含まれる所得税や住民税の多さに、ため息が出ることも度々です。 私の給与レベルであれ…
SDGsといえば、今や毎日のように耳にする単語です。 脱炭素とか、クリーンエネルギーとか、これからも長らく地球に住んでいくならば、避けて通れない人類の課題ですよね。 だからこそ、SDGsについて知らなければいけないと思いつつ、ちょっと意識高い匂いを…
綿矢りさといえば、芥川賞を受賞した「蹴りたい背中」で一躍有名になった、女性作家です。 そんな彼女が、「コロナ禍の日常」をテーマにした初の日記エッセイを出版しました。綿矢りさ作品が好きな私としては、読まないわけにはいきません。 「あのころなに…
皆さんが今、働いている会社には何名くらい社員がいますか?会社の利益を社員数で割ると、1人あたりいくら稼いでいることになりますか? 事業拡大や、海外に事務所を構えるような計画はありますか? 会社であれば、常に右肩上がりの利益を目指すことが当然。…
真っ赤な表紙に、白字ではっきりと書かれたタイトル「誰もが『人と違うこと』ができる時代」はかなり印象的です。 「ニューヨーク・タイムズ」紙でビジネス書の売上第1位、アマゾンUSでも第1位(企業文化)を獲得した本書。アメリカのビジネスパーソンに広く読…
2023-02-24 デヴィッド・グレーバーの名前を知らなくても、 「ブルシット・ジョブ」という挑戦的なタイトルの本なら、 見たことがあるかもしれませんね。 そもそもグレーバーってどんな人なの? 他にはどんな本があるの? そんな疑問に、グレーバーファンの…
「アナキズム」と聞くと、どこか危険というか、無法地帯のような情景が思い浮かぶかもしれません。国家や政府を真っ向から批判するような、反抗的な思想というイメージでしょうか。 今回ご紹介する本は、暴力的なイメージとは違う、私たちがこれからの社会を…
日本からの海外旅行は航空券を予約して、パスポートを準備して、必要であればVISAなども取得して…ある程度手間がかかります。 日本国内の旅行は、海外旅行と比べれば大分ハードルが低いですよね。 遠方であれば飛行機を予約する必要がありますが、新幹線が通…
新卒で就職活動をしている時、転職を考える時、「結局自分は何がしたいんだろう?」と思うことはありませんか。 求人サイトを覗いてみると世の中には溢れんばかりに仕事があるのに、自分のやりたいことが分からないから、どれもなんだかぴんと来ない。会社の…
2021-12-18 テレビを付けたり、ネットを見たりすると、いつも悪いニュースばかり。 世界のどこかでしょっちゅうテロが起こったり、明日の食糧もないようなお腹を空かせた子供たちが沢山いたり。女子が受けられる教育が限られていたり、最低限の医療さえ行き…
現在、世界の約4人に1人がイスラム教徒(男性: ムスリム/女性: ムスリマ)と言われており、その割合は今後も増加していく見込みです。 日本にもインドネシアやマレーシアから、ムスリムの方たちが観光に来る姿を、コロナが流行る前はよく見かけましたよね。海…
ことの発端は、資本主義経済について書かれた、中学生向けの分かりやすい本を読んだことでした。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[…
お仕事、辛いですか? どう考えても終わらない業務量に上司からの指示、ストレスで不安になったり眠れなくなったりしていませんか? 具体的な悩みとその改善方法について、既に様々なサイトが取り上げています。そういったサイトでは、 仕事が辛い本人 本人…
「ハーフ」という言葉の使用が疑問視され始めていますが、今でも耳にすることはありますよね。ここでは、違った国籍の両親を持つ子供を指します。一方で「帰国子女」は親の仕事の都合などで海外で生活した後、日本に帰国した子供です。 私は高校卒業まで同じ…
「人生は20代で決まる」…のんびりと、もしくは特にこれといった目標や人生計画がなく生きている20代にとっては、ドキッとするタイトルです。 この本は、TEDトークで大きな反響を呼んだ、アメリカの心理学者であるメグ・ジェイ博士による本です。彼女はカウン…
ネパールと言えば有名なのはエベレストでしょうか。ネパールはインドと中国の間に位置し、エベレストがあることから登山者に人気がある国です。 今回はそんなエベレストの首都、カトマンズの観光市場で「君は友達だから、特別にいい宝石を売るよ」と言ってく…