熊本の阿蘇は火山の噴火でできたカルデラ地形に位置し、温泉宿がいくつもあります。どこの宿に泊まるべきか、悩んでしまいますよね。
私は、5つの理由で蘇山郷をお勧めします!
- 他の宿泊客を気にせず、ゆっくりと入浴できる温泉
- 阿蘇の恵みを贅沢に使った、夕食・朝食
- 星空を見ながらお酒を飲める、ルーフトップバー
- チェックインから丁寧なおもてなし
- アメニティが豊富なデザイナーズルーム
蘇山郷は、与謝野鉄幹・晶子夫妻が宿泊したことでも知られるお宿です。国内の貸切温泉付き宿が大好きな私も、とても癒される宿泊でした。
のんびりと堪能できる温泉に、新鮮な食材をたっぷりと使ったお食事で、心安らぐ幸せな時間でした。
蘇山郷に興味がある方は、ぜひ読んで見てください。きっと泊まりたくなりますよ!
※泊まる時期によって内容は異なる可能性があるので、ぜひご予約の前にHPをご覧ください。
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
- デザイナーズルーム「草原」
- 他の宿泊者を気にせず浸かれる、2つの温泉
- 阿蘇の恵みを贅沢にいただく 夕食
- 星空を見ながらお酒を飲める ルーフトップバー
- まだまだ味わえる阿蘇 朝食
- 蘇山郷周辺の観光
- まとめ
デザイナーズルーム「草原」
蘇山郷には、和風な部屋とモダンなデザインの部屋があります。今回は屋根付き露天風呂がある、洋室タイプのお部屋の紹介です。
着いて早々、ウェルカムドリンクとして抹茶をいただきました。コーヒーや紅茶が出てくるのはよく聞きますが、抹茶は初めて見ました。移動の疲れが和らぎます。
ちなみに、くまモンのおしぼりは、阿蘇旅行中何度も目にしました。
露天風呂付デザイナーズルーム、「草原」という部屋です。窓の外には庭が見えます。
アメニティが揃っています。化粧水類はPOLAでした。最近私が泊まるホテルでは、POLAを1番見かける気がします。
インスタントではなく、コーヒーマシンがあるところが嬉しいです。illyでした。
他の宿泊者を気にせず浸かれる、2つの温泉
夕方は貸切り温泉、朝は部屋に付いている露天風呂に入りました。
貸切り温泉は、利用したい時間をフロントに伝えて予約しました。約50分間利用でき、追加料金などはかかりませんでした。
草原の部屋に付いている温泉は露天風呂で、すぐ庭につながっています。
個人的に、熱すぎる温泉だと体が慣れるまで時間がかかるし、長く入れないところが得意ではないです。
蘇山郷のお風呂は、貸切りも部屋の露天風呂も熱すぎることなく適温でした!硫黄の匂いも気になりません。
阿蘇の恵みを贅沢にいただく 夕食
あか牛溶岩焼懐石プランです。季節によって内容は異なると思います。
左奥は「奥阿蘇鱒」のカルパッチョです。マスって生で食べられるんですね。川魚は塩焼きのイメージが強かったのですが、全く臭みがなく、旨味をたっぷりと感じました。酒粕を餌にして育てたマスなんだそうです。
左手前は馬刺しです。馬刺しが好きなので、新鮮なお肉を食べられて嬉しいです!
右側は季節の阿蘇野菜で、様々な調理方法で味わえました。特に気に入ったのはイチジクです。ゴマのソースがかかっていて、初めて食べる組み合わせでしたが、とてもよく合う!
熊本名物のからし蓮根を初めて食べました。相当辛いのかとビビっていたのですが、それほどでもなく、意外と食べやすかったです。
ドリンクは別料金です。私はくまモンサイダーを飲みました。
山女魚の姿焼は蘇山郷の名物だそうです。骨まで食べられます。
熊本あか牛の溶岩焼です。お肉の甘さを感じました。
さらにじゃこご飯、お味噌汁、デザートのプリンなどが続きます。少食の方は苦しくなるくらい、阿蘇の恵みを満喫できると思います。旅館の方が「完食してくださったんですね!」と言っていたので、やはり満腹になる方が多いのかもしれません。
新鮮な牛肉、馬肉、魚、種類豊富な野菜をここまで味わえる体験って、なかなかないと思います。お腹は若干苦しいけど、幸せいっぱいでした。
星空を見ながらお酒を飲める ルーフトップバー
蘇山郷の1階には焼酎バー、屋上にはルーフトップバーがあります。
焼酎バーは覗いただけですが、さすが九州、数十種類の焼酎が置かれていました。初めて聞く名前の焼酎が沢山ありました。焼酎好きな方は必見ですね。
私はルーフトップバーの方に行きました。ウィスキーとカクテルがメインのようでした。
何だかよく分からず、モッキンバードを頼んでみました。テキーラベースで、ミントリキュールとライム果汁が使われています。爽やかな緑とミントの風味です!
室内でもよいですが、天気がよければ屋上で飲むのも気持ちいいと思います。山に囲まれた阿蘇の街と、星空が見えました。
高層ビルの光もきれいではありますが、静かな星空はとてもリラックスできます。
まだまだ味わえる阿蘇 朝食
夕食であれだけ阿蘇の恵みを食べた翌日ですが、新鮮でおいしい食事は何度だって嬉しいですよね。
ご飯のお供が沢山出てきました。左奥の木綿豆腐は湧水で作られているそうです。
にんじんジュースはもはやピューレのようで、でも青臭くなく「体にいいもの飲んでるぞ」という感じでした。
右奥はASOMILKです。スーパーの牛乳より甘みがあるように感じました。
蘇山郷周辺の観光
蘇山郷の近くにも複数温泉があり、静かで落ち着いた雰囲気でした。あか牛を食べられるお店がいくつかあり、その中でも人気店の前には行列ができていました。
宿に着く前に見かけて気になっていた、チロリン村に行ってみました。蘇山郷からは徒歩5分もかからない距離です。懐かしい駄菓子をいくつか買って、楽しみました。
まとめ
阿蘇の温泉街にある蘇山郷ですが、周囲はそこまで観光色が強くなく、落ち着いた場所にあります。
夜も朝も阿蘇の恵みをいただけて、温泉でのびのびと温まって、心も体も癒されたなあと思います。
親切に接客していただき、温泉宿の良さを感じた宿泊でした。