TOEICで高得点をとるための参考書を検索すると、既に沢山の方が何冊も紹介しています。
どの参考書も良いものに見えて、何冊も準備しなければ…と思っていませんか?
この記事では、こんな内容を紹介します。
- TOEIC900点を超えるために必要な参考書を、厳選5冊だけ!
- 厳選した5冊も、予算が限られた方のために優先順をつけて紹介
- 参考書をどのように使って勉強すると、より効果的か
私はTOEIC Listening & Reading初受験で、920点を取得しました(Listening 495点、Reading 425点)。
終業後や休日を利用して、ほとんど毎日TOEICの勉強をしていましたが、実は使った参考書は5冊程度でした。なるべく参考書にお金をかけたくなかったのです…。
なので、参考書選びはよく厳選して、評判の良いものだけを購入しました。TOEICで高得点を取るために、十何冊も参考書を買う必要はありません!
参考書を沢山買い揃えるよりも、本当に良いものを繰り返し使う方が身に付くと思います。
TOEICで高得点を狙っている方、でも参考書を沢山買う余裕はないという方は特に、この記事を参考にしてもらえたら嬉しいです!
優先度が高い順番でご紹介するので、予算に合わせて上から購入を検討してみてください。
この記事でTOEICの参考書選びの悩みは解消して、さっそく勉強を始めましょう!
TOEIC受験前の私の英語力
TOEICの参考書をご紹介する前に、920 点を初受験で取得した私の元々の英語力を簡単にご説明します。
「初受験で920点といっても、元から英語ができたんじゃないの?」と思われる方向けです。関心がない方は、目次から参考書の紹介に飛んじゃってくださいね。
大学2年生の時に受験したTOFEL ITPは527点でした。TOEIC換算すると665点のようです。
英語圏で過ごしたのは、約3週間のカリフォルニア短期留学のみです。
社会人になってからは、仕事で英語を使っています。英語でメールを読み書きしたり、電話したりしています。
大学2年次でTOEIC換算665点程度、英語圏への留学経験もなく、社会人で920点を取ったということです。
厳選して選んだ参考書と、その使い方が良かったからだと思います。
TOEIC920点取得するまでの学習時間
TOEICは2020年3月頃から本格的に開始し、12月の初受験で920点を取得しました。
もっと早く受験したかったのですが、コロナの影響で申込が抽選形式となり、なかなか受験できませんでした…。
平日1時間、休日4時間×10カ月ほど勉強しました。
TOEIC900点を超えるために取組むべき参考書5冊
お待たせしました!
それでは本題、TOEIC900点を超えるための参考書を5冊、優先度の高い順にご紹介します。
TOEIC(R)テスト公式問題集 新形式問題対応編/国際ビジネスコミュニケーション協会
数多くあるTOEIC教材から1冊だけ選ぶなら、まずはこちら!
最新のものを1冊は準備しましょう。
高得点を取りたいなら、まずはテストを知ることから!時間も本番通り計って解くことで、本番のイメージができます。
- TOEIC Listening & Readingのテスト形式を知ることができる
- 本番の時間(Listening 100問/45分間, Reading 100問/75分間)を測って解くことで、時間配分の練習になる
- 本番に近い難易度の問題を解くことで、今の自分のレベルを認識できる
TOEIC L&R 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TSET 特急シリーズ) (TEX加藤/朝日新聞出版)
TOEICに頻出する単語だけが凝縮された、英単語帳です!
著者のTEX加藤さんは、何十回もTOIECを受験し、990点満点を何度も取得されている方です。だからこそ、頻出単語だけを厳選した、説得力のある単語帳ができるのですね。
TOEIC向けの単語帳は他にもありますが、この1冊を何周も見直すのが、最も効率的だと言い切れます。
私は、すぐに意味が出てこない単語だけ付箋を貼ったり、イラストを描き込んでイメージしやすいようにしたりして使いました。
【ポイント】
TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問 (TEX加藤/アスク)
先の単語帳と同様、TOEICマニアのTEX加藤さんによる文法問題集です。こちらの文保問題も、何十回というTOEIC受験のデータに基づいた構成になっています。
TOEICの文法問題は数が多いので、しっかりと対策をすれば、必ず高得点に結びつきます。また、長文読解問題を落ち着いて読むためにも、文法問題を手早く解く練習が必要です。
TOEICで900点以上の高得点を狙うなら、文法対策は避けて通れないのです。
こちらの本は、文法問題だけで1000問解くことができ、さらに1問ずつ解説が載っているので、必ず高得点の手助けとなってくれます。
【ポイント】
- 問題数が多いので、とにかく量をこなして文法問題になれることができる
- 1問ごとに解説がついているので、1人でも勉強しやすい
- 問題に出てくる単語を調べることで、文法と語彙の両方を同時に対策できる
ここまでお勧めした3冊は、特に強くお勧めします。
極端な話、
- 単語帳「金のフレーズ」と、文法問題集「でる1000問」に出てくる単語を全て覚える
- 「公式問題集」で時間内に問題を解く練習を積む
この2つを徹底するだけでも、高得点を狙うことは可能です。
どうしても予算が限られている方は、「公式問題集」、「金のフレーズ」、「でる1000問」の3冊だけでも揃えてみてくださいね!
TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム (ロバート・ヒルキ他/アルク)
先に紹介した3冊の他に、ぜひ購入してほしいのが、こちらの「直前の技術」と「新形式精鋭模試」の2冊です。
「直前の技術」はタイトルの通り、TOEIC受験の直前に取組むことを想定した1冊です。
根本的な英語力の向上というより、少しの工夫でTOEICの得点を上げるテクニックが紹介されています。
元々の英語力がなければ高得点は取れませんが、英語力があったとしても、TOEICの形式や時間配分に慣れていなければ高得点を取るのが難しいのも事実。
受験本番から逆算して、「直前の技術」を解いてみてください。本番の得点が、数点上がってくれるはずです!
【ポイント】
- 少しの工夫で得点が上がるテクニックを、練習問題で身につけられる
- 受験本番前に解いて、自分の苦手な場所を自覚するのに利用しやすい
- 得点が上がりやすい箇所から取り組める構成
TOEIC (R) テスト新形式精選模試リスニング/リーディング
最後にご紹介するのが、「新形式精鋭模試」です。TOEIC本番の難易度に寄せて、作問された問題集です。
リスニングとリーディング、どちらか苦手意識な方のみの購入でもよいかもしれません。
予算に余裕がある方、リスニングもリーディングもがっつり練習した方は、ぜひ2冊とも購入してみてください!
模試5回分が入っているので、存分に練習することができます。ここでも、必ず本番通り時間を測って、時間内にどこまで解けるか挑戦することが大切です。
TOEIC(R) 新形式精鋭模試 リスニング (加藤 優他/ジャパンタイムズ)
TOEIC(R) 新形式精鋭模試 リーディング (加藤 優他/ジャパンタイムズ)
【ポイント】
1人での勉強が不安な方は…
ここまで、お勧めの参考書を5冊ご紹介しました。
でも、
- 1人で勉強を続けられるか不安
- 英語の苦手を克服できるように、効果的な方法が知りたい
- 自分にあった勉強法が分からないから、プロの助言がほしい
という方もいらっしゃいますよね。
そんな方には、業界初・オンライン特化型コーチ スタディサプリENGLISH をお勧めします。
TOEIC対策のプロが1人ひとりに合ったプランを提案してくれるので、短期間でもTOEICの得点アップが望めますよ!
まとめ
TOEIC900点を超えるために、最優先して準備してほしい参考書5冊をご紹介しました。
TOEICで高得点を取るために必要なのは、数多くの参考書ではなく、本当にいい参考書だけを繰り返し使って勉強することです。
ご自身の予算に合わせて参考書を購入し、ぜひ高得点を目指してくださいね!
TOEIC学習のお悩みなどありましたら、コメントや問合せフォームから送ってもらえると嬉しいです。