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【語学資格】転職・留学に有利?どの資格試験を受けるか迷っている人必見!


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英語の資格を調べると、メジャーなTOEIC L&Rの他にも

TOEIC S&W, TOEFL, IELTS, 英語検定など、

たくさんの種類がありますよね。

 

 

就職・転職などはTOEIC L&Rが一般的ですが、

大学院入試だとTOEFL、留学だとIELTSなど、

英語を生かしたい場所によって受けるべき試験は変わってきます。

 

 

 

英語以外の言語はどうでしょうか。

 

 

 

例えばフランス語だと、実用フランス語技能検定が有名ですが、

DELF/DALFという試験もあります。

 

 

イタリア語も同様に、実用イタリア語検定の他に

CILSという試験があります。

 

 

 

今回は語学が好きで

TOEIC920点, DELF B2, CILS B2を取得した私が、

資格試験を選ぶ時にぜひ確認してほしい基準をご紹介します。

 

 

 

 

 

自分の目的に合っていること

1番大切なのはこれです!

 

 

就職・転職が目的なのか、大学院進学または留学したいのか。

 

 

自分の目的に合っているのは、どのレベルなのか、

何点とれば要件を満たせるのか。

 

 

 

 

英語を頻繁に使う会社に転職したいのであれば、

TOEICで800点以上とれた方がよいかもしれません。

 

 

 

留学したい大学の要件が、TOEFL iBT800点以上であれば、

その点をとれるように努力する必要があります。

 

 

イタリアの大学に入学したければ、

CILS B2があると語学試験を免除される場合があります。

 

 

 

このように自分の目的を達成するにはどの資格で、

どのレベル/何点以上が必要なのかをまずは調べてみてください。

 

 

 

一生ものの資格=期限がないこと

「自分の目的に合っていること」が最も大切なことですが、

次に私が重視しているのが、

その資格の効力が一生ものであることです。

 

 

 

有名な資格だと、IELTSには有効期限があります。

 

取得から2年以上たった成績証明書は、

有効だと認められないのです。

 

 

IELTSの認定期間は、通常2年以上経過した成績証明書を、有効な証明として受理することはありません。2年以上を経過した成績証明書を利用する場合、受験者本人がIELTS受験後も英語力の向上・維持を行った証明をする必要があります。IELTSとしては、2年以上経過した成績を有効と認めることはありません。-IELTS HPより

 試験結果―IELTSのスコアについて | IELTS(アイエルツ) | ブリティッシュ・カウンシル

 

 

 

一生懸命勉強してやっとのことでその資格をとれても、

期限が切れると有効な書類とみなされないのは、

もったいない気がします。

 

 

 

確かに2年以上英語に触れずにいたら、

IELTSを取得した時から英語力は落ちてしまうと思います。

 

 

それでも、一度はその得点をとれるほど努力した人なら、

リカバリーする期間があれば、

ある程度の英語力を回復できるのではないでしょうか。

 

 

 

TOEICには有効期限がなく、

日本では有名な資格のため、私はTOEICを受験しました。

 


TOEICの勉強法については↓をご覧ください。

knonononai.hatenablog.com

 

 

 

日本の組織主催ではなく、その言語の国が承認していること

私はフランス語のDELF B2, イタリア語のCILS B2に合格しました。

 

 

DLEF/DALFはフランス国民教育省が認定している資格で、

CILSの主催はイタリアのシエナ外国人大学です。

 

 

対して、フランス語検定は公益財団法人フランス語教育振興協会、

イタリア語検定はイタリア語検定協会が実施しています。

 

 

どちらも日本の組織なんですよね。

 

 

 

仏検のAPEF | 公益財団法人フランス語教育振興協会

 

[伊検] 実用イタリア語検定試験|イタリア語検定協会

 

 

日本でのみその資格を生かしたいのなら、

フランス語検定/イタリア語検定の方がいいかもしれません。

 

 

フランス語/イタリア語に関心がない人は、

DELF/CILSの存在はほとんど知らないと思います。

 

 

 

それでも私がDELF B2とCILS B2を選んだのは、

どちらも世界で通用する資格だからです。

 

 

特にヨーロッパ圏であれば

「B2持ってるの?すごいね」と言われるレベルです。

 

 

ヨーロッパの言語は共通したレベルの認識があり、

A1, A2, B1, B2, C1, C2の順で

その言語の理解度・運用能力が高くなっていきます。

 

 

 

文部科学省が検定試験の対応表を公表しています。

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf

 

 

 

日本の検定でもその国で認められている検定でも、

苦労して勉強するのなら世界で通用する方がいい!と思い、

DELFとCILSを選んだのでした。

 

 

 

※DELF B2の勉強法はこちら↓

knonononai.hatenablog.com

 

 

※CILS B2の勉強法はこちら↓

knonononai.hatenablog.com

 

 

(おまけ) 日本で受験できること

日本で受験できない資格もあるんですよね。

 

 

例えば、日本タイ語検定協会主催の実用タイ語検定は日本で受けられますが、

タイ政府・教育省主催のThai Competency Testは

バンコクでしか受けられないみたいです。

 

 

テストのためにその国に行って、

慣れない環境で受験するのはなかなか大変ですよね…。

 

 

 

ただ、その国に住んでいる、

もしくは旅行もかねて受験しに行くぞ!という方だったら

楽しく受けられるかもしれません。

 

 

 

↓参照したページです。

「タイ語検定試験」は3タイプ!検定試験でタイ語学習の壁を乗り越えよう! | 海外赴任・留学・資格に強いタイ語教室・スクール - アイザックタイ語ニュース

 

 

 

まとめ

語学試験を選ぶ際に、

私が基準としていることをご紹介しました。

 

 

目的に合わせて、どの資格がよいか、

選ぶ手助けになれば嬉しいです。

 

 

迷ったら資格が永年で、その言語の国が主催・承認しているものが、

世界基準で認められるのでお勧めですよ。