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【イラン旅行記】女性1人 約1週間でイランの3都市を周ってみた


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イランと聞いて、まず思い浮かべるのはどんなことでしょうか。

 

 

「中東の危険な国?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

実は国境付近を除けば比較的治安が良い、

ペルシャ文明が栄えた場所なんです。

 

 

イラン旅行を検討している方に、

 

 

  • 女性1人でイランを旅行した感想
  • 約1週間で周ることができた3都市
  • 3都市それぞれの代表的な観光地

 

 

をご紹介します!

 

私は主に学生時代、20カ国以上旅行できた経験があります。

 

イタリアやイギリスといったメジャーな国は、もちろん楽しかったです。

 

 

でも、なかなか行く機会のないイランのような国は、

やはり強く印象に残っています。

 

 

 

これからイランに行ってみたい方の参考になれば嬉しいです!

 

この記事を読めば、きっとイラン旅行に興味が湧いてきますよ。

 

 

 

※治安について、詳しくは外務省のHPをご確認ください。

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報

 

 

knonononai.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

ゾロアスター教の中心ヤズド

テヘラン空港に到着し、Arrival Visaの取得に成功してから、

長距離バスですぐにヤズドに向かいました。

 

 

 

 

 

 

いきなり聞いたことのない都市になってしまいましたが、

実はイランに行く前の調査で気になって、

行ってみたいと思っていた街の1つです。

 

 

 

世界史を履修した方なら、「ゾロアスター教(拝火教)」という名前に

聞き覚えがないでしょうか。

 

 

ヤズドはゾロアスター教文化の中心地なのです。

 

 

ジャメモスク

ヤズドの旧市街にある、ランドマーク的存在のモスクです。

 

 

イスラム教らしく、神聖な青が美しいです。

両端のミナレットが高くそびえ、存在感を放っています。

 

 

 

 

 

 

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ジャメモスク

 

 

沈黙の塔

ヤズド観光において、見逃せない場所の1つです。

 

私は、ここに行ってみたくてヤズドに来たと言っても過言ではありません。

 

 

 

 

 

 

沈黙の塔は、鳥葬に使われていた場所なんです。

 

 

現在では行われていませんが、ご遺体をこの塔に運んで、

鳥に食べさせる形式を鳥葬と呼びます。

 

 

 

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沈黙の塔



沈黙の塔を登りきると、ヤズドの街並みが見えます。

 

 

砂漠の街ということがよく分かります。

 

 

手前は砂漠ですが、奥の方には現代的なビルが立ち並んでいて、

その対比が不思議に見えます。

 

 

 

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ヤズドの街並み



旧市街

ジャメモスクがある旧市街は、砂漠の街の雰囲気が漂っています。

 

 

これまでに見たことのない光景で、

異国に来たんだなあという気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

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旧市街

 

 

イスファハーンは世界の半分?

ヤズドからまた長距離バスに乗ってやってきたのは、

かつて「世界の半分」と言われていたイスファハーンです。

 

 

 

 

 

 

 

イランの名所はいくつもありますが、観光すべき街を1つ挙げるのなら、

イランの古都イスファハーンでしょう。

 

 

イマームモスク

イランの中でも立派なモスクが集まるイスファハーンですが、

特に訪れたいのがイマームモスクです。

 

 

どんぐりの頭のようなドーム形が印象的です。

 

 

 

 

 

 

イスラム建築やモスクを見ると、いつもその青の美しさに惹かれます。

 

イマームモスクも例にもれず、うっとり眺めていられそうです。

 

 

手前はイマーム広場という広場になっていて、

外からモスクの美しさを堪能できます。

 

 

 

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イマームモスク

 

 

スィーオセ橋

石でできた橋で、ザーヤンデ川にかかっています。

 

夜になるとライトアップされ、それがとてもきれいでした。

 

 

 

 

 

こんなにロマンチックな場所があるんだ…!と正直驚きました。

 

 

観光客のような人たちもいましたが、

地元の方も多く来ていた印象です。

 

 

住んでいたとしてもわざわざ見に来たくなるほど、人気の場所なんですね。

 

 

 

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スィーオセ橋



イスファハーンの夜景

少し小高い丘から、夜のイスファハーンを見ることができました。

 

 

車のライトと街の灯りできらきらと輝いていて、

この時ばかりは「世界の半分どころか、世界の全てなんじゃないか」

と思ったほどです。

 

 

 

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イスファハーンの夜景

 

 

イスファハーンには、

ペルシャ絨毯を売っている場所が多かったです。

 

 

 

 

 

首都テヘラン

イスファハーンからまたも長距離バスに乗り、

最後に戻ってきたのはテヘランです。

 

 

テヘラン空港から出発する必要があったからです。

 

 

 

 

 

 

テヘランは首都なだけあって、

他の街よりも人が多いように感じました。

 

 

特にバザールは混んでいて、

多くの人がスパイスや日用品を買い求めていました。

 

 

標高4,000m級のアルボルズ山脈の麓に位置していることもあり、

冬に訪れたらとても寒かったです…。

 

 

特に1月の平均気温は5℃とのことで、冬に行くなら防寒が必須です。

 

 

 

バザール

イランに限らず、特に中東圏の旅行で足を運ぶと楽しいのが、バザールです。

 

 

日本にも市場が残っている場所は複数ありますが、

中東のバザールはもっと入り組んでいて、

多種多様なものが売られているところが面白いです。

 

 

 

そこに住んでいる方がどんなものを購入しているか分かりますし、

売る人も買う人もひっきりなしに行き来していて、

活気がある場所です。

 

 

 

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バザール

 

 

ゴレスターン宮殿

テヘラン観光の名所、

ゴレスターン宮殿は世界遺産の1つです。

 

 

外観は割とシンプルですが、入ってみるとさすが宮殿!

という豪華な装飾を見ることができます。

 

 

 

 

 

 

鏡が部屋中にあったり、廊下も階段もきらきらしていたり…。

 

非日常空間を味わうことができます。

 

 

 

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ゴレスターン宮殿

 

 

アメリカ大使館

現在は博物館になっていて、

その内部も見学できるのが旧アメリカ大使館です。

 

 

 

 

 

 

ニュースをよくご覧になる方なら、

アメリカとイランの政治的な関係が

良好ではないことをご存じだと思います。

 

 

 

その影響で、「イランは危ない国」という

イメージができてしまっていると思います。

 

 

実際は、親切な方が本当に沢山いる国なのですが…。

 

 

現在に続くイランの歴史を知るためには、訪れるべき場所です。

 

 

 

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アメリカ大使館

 

 

まとめ

日本人が旅行先として選ぶ確率は低いと思われるイランですが、

行ってみると美しいモスクや街並みを楽しむことができます。

 

 

 

比較的治安もよいですし、

旅慣れていてそろそろ珍しい場所に行ってみたい

と感じている方にはお勧めです。