冷や汁ってご存じですか?宮崎県の名物で、麦ごはんに豆腐や薬味と合わせた汁をかけていただく料理です。名前の通り冷たい汁をかけたご飯は、夏にさらっといただけます。
自宅で宮崎気分を味わうべく、冷や汁とチキン南蛮風を食べた記録です。
冷や汁とは
農林水産省のHPに説明が載っていました。
「冷や汁」は、即席のかけ汁で宮崎県の平野部を中心とする郷土料理である。近年は、食文化の情報が広がるにつれて県内に広がり、暑く湿気の多い宮崎県の気候風土の中で根づいていった。自然豊かで山の幸、海の幸に恵まれ黒潮に面した日向灘で採れる新鮮で豊富な魚介類、太陽の恵みを受けた野菜や作物など、美味しい食材の持ち味を生かした食べ方が「冷や汁」である。
Kのは宮崎を何度か訪れたことがあり、ホテルの朝食などで出る冷や汁が気に入りました。夏バテでも難なく食べられそうです。
※宮崎のリゾートホテルに泊まったお話↓
用意するもの
今回いただく冷や汁はこちらです。
裏面に記載の作り方に則して準備します。
・冷や汁
・麦ごはん(白米でも可)
・きゅうり (うすく輪切り)少々
・大葉 (緑色の紫蘇の葉) 細切り少々→Kのは今回茗荷で代用しました
・ねぎ (小さく輪切り) 少々
・豆腐 冷や汁1袋(210g)に対して4分の1丁
端的に言えば、ごはん以外を冷や汁に入れて軽く混ぜ、最後にごはんにかけます。
買うもの
チキン南蛮をスーパーで調達します。もちろん作っていただいてもOKです。
Kのにはチキン南蛮を作れる技術がなく、最寄りのスーパーでも売っていなかったので、チキン竜田揚げを購入しました。タルタルソースも合わせて買いました。
※宮崎でチキン南蛮の名店2軒を訪問したお話↓ 竜田揚げとはまた違った美味しさです。
実食
麦ごはんがなかったので白米、チキン南蛮がなかったのでチキン竜田、大葉ではなく茗荷を使用しています。完全再現できておらずすみません。でも美味しかった。写真はごはんに冷や汁をかける前です。白米が浸るくらい冷や汁をかけてからいただきます。
原材料を見ると麦すり味噌、鯛、ごま、カシューナッツが入っていることが分かります。鯛とカシューナッツって普段では考えられない組み合わせですが、不自然さは全くなく、ごまとともによい風味を醸しています。
鯛はほぐし身で入っているので、主張は強くありませんでした。全体的にあまり嚙まずとも流し込めてしまう食べやすさなので、シャキシャキしたきゅうりが目立って爽やかな印象を残していました。
まとめ
宮崎で食べた冷や汁が美味しくて、自宅で再現しました。チキン南蛮風も合わせて、自宅にいながら宮崎気分を味わえました!完全に秋になる前にいただけてよかったです。
気になった方は、ぜひ味わってみたください。