宮崎県と言えば南国リゾートをイメージしがちだと思いますが、海だけでなく山と緑に癒される観光スポットもあるんです。今回は県北部にある3か所をご紹介します。
※前回は、宮崎市をメインに観光スポットを取り上げました。
高千穂峡 (西臼杵郡高千穂町)
名勝・天然記念物の高千穂峡は、県北部の高千穂町で見られます。宮崎空港からは車で2時間強かかります。阿蘇山の火山活動の影響で、高千穂峡のような景観が生まれたそうです。
Kのは、秋の晴れた休日に行きました。さすが人気の観光スポットで、駐車場は混んでいました。高千穂峡の周辺は、日本神話ゆかりの神々を祀る神社がいくつかあります。お土産ものを売っているお店でも、神話をモチーフにしたものが目立ちました。
高千穂峡はボートでも楽しむことができます。Kのも乗ってみようかと思いましたが、1時間以上待ちだったので上から眺めて気分だけ味わいました。清々しい気持ちになります。秋に訪問して良かったと思います。
高千穂峡(高千穂町) | スポット・体験 | 【公式】宮崎市観光サイト
馬ケ背 (日向市)
馬ケ背は、日向市で見られる柱状節理のリアス式海岸です。簡単に言うと、断崖絶壁です。宮崎空港からは車で1時間30分ほどの場所にあります。火山の噴火で噴き出た溶岩が、急激に冷え固まってできた地形とのこと。縦の線が何本も入った絶壁が辺り一面続いていて、不思議な景観でした。
展望所がありそこまで歩いて行ったのですが、なかなかの運動量です。動きやすい服装で行くことをお勧めします。家族連れの方が多かった印象です。
愛宕山の夜景 (延岡市)
愛宕山の夜景は、宮崎県内では唯一、日本夜景遺産に登録されています。愛宕山は神話の舞台でもあります。愛宕山の標高は251mで、車であれば登り口から15分もあれば頂上付近まで行くことができます。
頂上付近には展望台があり、360°市街地を見回せます。都心のような高層ビルがない分、赤と白で塗られた工場の煙突が目立っていました。ビジネス街が夜輝いているのもきれいだとは思うのですが、夜遅くまで頑張っている人がこんなにいるんだ…と複雑な気持ちになることもあります。こちらの愛宕山の夜景は、もっと生活に寄り添った明かりという感じがして、この明かりの元にそれぞれの家庭があるんだろうなと思うと、一層美しいものに見えました。
※延岡市で食べられるグルメについては、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
宮崎県北部の観光スポットを3か所紹介しました。神話の舞台、火山活動によってできた地形という特色があり、パワースポットとしても美しい自然からも力をもらえる場所です。パワースポット好き、美しい景観に癒されたい方にお勧めです。